こんにちは!まさゆきです。
覚えなくちゃならないことも多いし、時間もないし、どうしたら効率を上げられるのかな〜
という悩みを抱える50代は多いと思います。
「パソコンの文字入力は自己流でやってきた…」
「タイピングのポジションは適当…」
「パソコン画面とキーボードの両方を見るから目も疲れるし肩も凝る…」
大抵の50代はタイピングなんて、ちゃんと習ったこともないし、人差し指と中指を駆使して、なんとか入力作業をやってきたという人が多いのではないでしょうか。
僕自身がそうでした。50代後半でようやくタッチタイピングを身につけました。
長文のレポートやメールの返信や
文章を考えるのもさることながら、入力作業に時間がかかってしまいますからね。
これでは、例えば、何か文章を書こうとしても、作業が遅い、勉強が遅い、疲れた、一旦休もう、という効率の悪い状態になってしまうので、成し遂げるまで相当な労力がかかってしまうんですね。
本記事では、タッチタイピングを覚えるコツと練習方法を紹介します。
会社員時代、それどころじゃなかった僕が独立して、いろんなことをやるようになってタッチタイピングを覚えたことで格段に効率が上がりました。
タイピングスキルを身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
現代人の必須のスキル タッチタイピング
パソコンを使う現代人にとって、必須のスキルを3つ挙げろと言われたら、僕は、迷わず、以下の3つと答えるでしょう。
- タッチタイピング
- 検索スキル
- ショートカットキー
これを体得すると何をするにしても格段にスピードが上がります。
ここでは、「タッチタイピング」についてお話しします。
タッチタイピングとは、画面を見たまま、指の感覚だけでテキストを入力する方法です。
かつてはブラインドタッチとも呼ばれていました。
「blind(盲目)」が差別用語に当たるとされ、現在はタッチタイピングの方が一般的です。
タイピングの入力速度を上げるには、
キーボードを見ないで打つ「タッチタイピング」をマスターするのが先決です。
仕事でもプライベートでもパソコンは欠かせない存在。
そのため、タイピングスキルがあると生産性が上がります。
タッチタイピングが早くなる練習方法
以下の2つがおすすめの方法です。
1.形(かた)を覚えて身体に染み込ませる
2.「スリスリ」して指のポジションを身体に叩き込む
1.「形(かた)」を覚えて身体に染み込ませる
タッチタイピングができない人は「形(かた)」が間違っているんですね。
形とは何かというと空手で決まった動きをビシッとやる、美しさを競う演武のことです。
タッチタイプにも形があって、この形を身体に覚え込ませるのがある意味すべてです。
形の基本として
指の位置はホームポジションを意識しましょう。
ホームポジションとは、効率的な入力をするために、左右の人差し指から小指までの置く位置を決めたものです。
左の人差し指はF、右の人差し指はJに配置。
FとJのキーには、ポチッとニキビのような突起物がありますので指の腹で確認しながら、この2本指を中心に、しっかり残りの指を横に並べます。
ホームポジションを意識すると、各指の可動範囲に対して無理のない動きが身につくので、手や指が疲れにくくなります。
タイピングを続けていくと、指の位置がずれてしまうので
「入力を終えたらホームポジションに戻る」ということも意識しましょう。
2.スリスリして指のポジションを身体に叩き込む練習
それぞれの指が触っていいキーが決まっています。
各指は、基本的に斜めに並んだキーのみを触ります。
染みついた指使いを捨てて、決まったキーを決まった指で触ることを覚える、この時期が一番苦痛です。
でも、ここを乗り越えれば一生使えるタッチタイピングが身につきます。
約1週間ぐらい(個人差はあります)、1日10分でもいいので、キーボードの上を「スリスリ」「スリスリ」して、指のポジションを身体に叩き込んでいきましょう。
「スリスリ」の期間を終えたら、ゆっくり短い言葉をがっつり指を見ながら打ってみるんです。
しばらくは、キーボードと指の色のついたイラストをパソコンのすぐ近くに貼って、徹底して触っていい指でキーボードを打つようにして身体で覚えていきます。
次に画面だけを見ながら打ってみます。
間違いそうになったら指を見ちゃってもOK。
とにかく大事なのは、どのキーをどの指で打つのかを間違えないこと。
これに専念します。
タイピングの練習では、ついスピードを意識してしまいがちですが、スピードよりも指の位置の正確さを意識しましょう。
雑な入力にならないように、1文字ずつ丁寧に入力してください。
あくまで重要なのは、キーボードの正しい位置を覚えること。入力スピードは後からついてきますので、1文字ずつの入力を大事に行い慣れていきます。
早い人だと2週間程度でできるようになってきます。
だんだん慣れてきたら以下のような練習を1日10分でもコツコツ続ければ、タイピングマスターになれるかも知れません。
タイピング上級者を目指すのであれば、毎日続けることが大切
タイピングマスターへの道は1日にしてならず、タイピングの感覚を身体で覚えるには、とにかく継続して練習に取り組むことが大事です。
スポーツと同じですね。
身体でタイピング操作に慣れることを意識しましょう。
とはいえ、無理をしてしまっては続けることが難しくなってしまいます。
1日10分でもOKなので、「毎日続けること」を目標に取り組んでみてください。
1日10分、ウォーミングアップ的な練習を必ず行う
野球選手は練習のはじめに身体をならすランニング、肩慣らしのキャッチボールをしますね。
それと同じようにスピードが乗ってくるまで
10分でいいので、単純な指ならしを行うといいです。
1日10分のならし練習方法
1.「い・う・お・あ・え」を指に覚えさせる
2.短い言葉を練習する
3.入力内容を声に出して練習する
4.楽しみながら覚える
1.「い・う・お・あ・え」を指に覚えさせる
タイピングの練習をする際には、五十音順にならって「あ・い・う・え・お」の入力から始めてしまいがちです。
入力しやすい「い・う・お・あ・え」から始めてみましょう。
これは、最も動かしやすい人差し指をメインに使う練習になります。
これを中心に、か行・さ行と
順番に練習していくとスムーズに身につくでしょう。
2.短い言葉から練習
タイピングを覚える際に「どうせなら、実践で文章を書きながら練習しよう」と考える方もいるかもしれません。
しかし、長文の入力は、
なかなか思うように入力できません。
長文ではなく、まずは短い単語を繰り返し練習することで
早い上達につながります。
3.入力内容を声を出して練習すること
初心者から脱却するためにタイピング練習をする際は、
文字を入力するごとに、打つ文字を声に出して練習するのがおすすめです。
1文字ずつ発声して確認することで、タイピングミスを無くすことにもつながります。
タイピングに慣れてくると、口に出さなくても頭で思い浮かべた文章をそのまま入力できるので、さらなるスピードアップが可能です。
4.楽しみながら覚える
毎日文字を黙々とただ打ち込むのでは、練習が苦痛になってしまいます。
何事も、楽しみながら覚えるのが上達の近道。
無料で利用できる練習用のサイトがあります。
ゲーム感覚で学習することで
楽しみながら上達できるでしょう。
タイピングタッチ向上におすすめの無料サイト2選
無料で楽しめるおすすめのタイピング練習用サイトを2つ紹介します。
・マナビジョン
・TypingClub
マナビジョン【ホームポジションを段階的に学べる】
マナビジョンはベネッセコーポレーションが運営するサイトです。
「成績を見る・学習する」ページ内に「タイピング」という項目があり、そこをクリックすると
充実した「無料タイピング教材」があります。
ホームポジションの練習のほか
日本語入力や英語の入力を学べるサイトで、キーボードと指使いが視覚的に確認しながら練習できるので初心者がくじけずに続けられる教材です。
パソコン用語を集めた練習コンテンツも用意されていて、タイピングを学びながら用語にも詳しくなれる工夫がされています。
TypingClub【スケジュールに沿って確実に上達】
TypingClubは、ホームポジションの両人差し指(FとJのキー)だけを使う入力練習からスタートして、徐々に難易度が上がっていきます。
タイピングが苦手でも無理なく取り組めます。
はじめにテストを受けてスタート。
段階的なスケジュールとテストが用意されていて、自分が少しづつスキルアップしていくのが実感できます。
まとめ:タッチタイピングを習得してスキルアップしよう。
一度身につければ、一生使えるタイピングスキル。習得が難しそうに見えるかもしれませんが、指先の運動になるし、入力作業がストレスでなくなる。なにより、腱鞘炎になりそうだった指や手首が楽になって、肩こりも激減します。
タッチタイピングのメリット
・ストレスなく仕事に集中できる
タイピングをしていて入力ミスがあると、その都度作業が止まってしまいます。
書類の作成がなかなか上手くいかないことで、イライラしてしまいます。
ストレスが溜まると冷静な判断が難しくなり、仕事の質が落ちてしまう可能性も。
そして、Enterキーを激しく叩く現象が起き、ひどい時にはEnterキーの破壊へとつながってしまいます。
スムーズなタイピングを身につけることで、イライラが減って精神衛生的にも良いでしょう。
これからの50代はまだまだやらなければならないことが続きます。
定年まで働く人も、独立する人も、パソコン入力はどこまでもついてくる作業ですから
業務効率化のためにも、今こそ!
タッチタイピングをマスターすることをおすすめいたします。