こんにちは!まさゆきです。
ベストセラー作家マシュー・ケリーがこう言っています。
1時間の沈黙は1年分の読書よりも多くのことを教えてくれる
ゆるやかにですが、
瞑想を続けてきて人生が変化しているのを感じるので、瞑想について書きます。
今にして思えば、はじめは全然ダメダメでした。
マインドフルネスという言葉が流行り出した頃、僕はまだ会社員でした。
自分のパフォーマンスを最大限に発揮したいという思いで
ジムに通ったり、自己啓発の本を読み漁ったりしていました。
ヨガに興味を持ち、ジムで45分くらいのコースに参加したのがきっかけで、
ヨガにのめり込みながら、朝起きると自己流で瞑想をやるようになりました。
はじめの頃は、目を閉じると、
その日しなければならない仕事のことを考えたり
前日の嫌なことを思い出したり全然集中できませんでした。
瞑想をすると自分を知ることができます。
実は50代を過ぎてから本格的にヨガを習いました。
無謀にもインストラクターになろうと考えたのです。
講座の中で瞑想について学ぶことがあり
基礎的なことを知ってから少しずつ変化がありました。
なかでも呼吸がとても大切です。
ゆっくり吐いて、ゆっくり吸う、鼻で息をします。
それからいつも座る場所を決めることも大切です。
僕はリビングに座布団を2枚用意して
1枚を折りたたみ、お尻を座布団の上において少し浮かせるように座ります。
こうするとカラダが固い人でも長い時間座っていれるので、この方法がおすすめです。
瞑想に適した時間は、朝早い周りが騒々しくない静かな時間帯が集中しやすいです。
僕の住んでいるところは街なかで、早朝でも
通りを走る車の音が聞こえてきて、あまりよい環境ではありません。
それでバンテ・H・グナラタナさんが書いた
『マインドフルネスを越えて』という本で学んだ
「慈悲の瞑想」というのを取り入れることにしました。
慈悲の言葉は、健康と安穏の祈りを、
自分からはじめて、周りの人へ広げていくように唱えます。
憶えるのに苦労しましたが
これはとてもよい効果がありました。
言葉に集中するため、周りの音があまり気にならなくなります。
さらにいいのは、不思議と周りの人への感謝のこころが芽生えてくるのです。
僕は56歳で会社勤めを辞めたのですが、
辞めてからしばらくして
いかに自分が思い上がった中年男かということに気がつきました。
それに気づけたのもこの慈悲の瞑想を続けていたからだと思います。
ミッドライフ・クライシスという中高年が陥る危機があります。
僕も落ちかけた時期がありましたが、なんとか乗り越えることができました。
瞑想をすると何かが変わりはじめる。
瞑想を行うと、代謝、血圧、脳の活性化、身体機能の向上が認められると言います。
ストレスや心の痛みを和らげ、寝つきをよくし、集中力が高まり、寿命も延びるそうです。
僕は、独立して事業を立ち上げた当初、まったくうまくいかず、この先どうなるんだろうと不安になって、夜も眠れなくなりました。
食欲もなくなって、痩せてきて、毎日がめちゃくちゃ苦しかったです。
そんなときに、無理に寝ようとはしないで、瞑想をするようにしました。
半年ぐらい地獄のような日々が続きましたが、
徐々に消化もよくなり、気持ちが落ち着き、体調もよくなり、眠れるようになりました。
その時のことは2度と経験したくないし、思い出すのもいやなくらいです。
冗談ぬきで本当にあのままだったら病気になっていたでしょう。
そんな時期から一年が経過し、事業も軌道に乗り始めました。
今はぐっすり眠れています。
瞑想のポイントをまとめました。
- いつもの場所、いつもの座布団(マット)の上で目をつぶる
- 目を閉じたら今このときだけに集中する
- 姿勢を決めて、息を吐き出す
- ゆっくり長めに鼻で呼吸をはじめる
- 車の音などで気がそれたら「車の音がした」と認めて集中に戻る
- 頭に何か浮かんで来たら感謝したいことに置き換える
- 時間はあまり気にしないで気分がいいときは長めに、集中できないときにはそこそこに。
まとめ
瞑想は自分自身とつながることができます。
というか潜在意識に近づくことができるのだと感じています。
ふだんの生活では思いのほか妄想や反芻にとらわれることって多いです。
今までの自分はそうでした。
そんなときは、外にばかり気が散って自分自身(潜在意識)とのつながりがなくなっているのですね。
自分でどうしようもないことをあれこれ悩んだり、過去に失敗したことを悔やんだりしてしまいがちですが、そういう思考はいい未来を作ることにつながることはありません。
一日のはじまりに瞑想を取り入れてみてはいかがでしょう。
「いまここ」に何にもとらわれない自分を発見できますよ。