50代にブログというものを知りました。
はじめに興味を持ったのは、とある女性が離婚するまでの日々を赤裸々に書き綴ったブログでした。
「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、彼女の心理的な動き、家族との関係性、不倫相手との葛藤が生々しく描かれ、「この先この女性はどうなってしまうのだろうか」と、まったく知らない人物でありながら、まるで友人のように心配して見守っていたのです。
あるとき気がつくと、そのブログは消えてなくなってしまいました。
結末はわからないままです。
次に興味を持ったのは、ある男性がヨガスタジオを立ち上げるまでを書いたブログです。
スタジオを立ち上げるために考えたこと、競合先や立地のリサーチ、不動産を借りる交渉の仕方、スタッフの集め方など、体験談として包み隠さず文章にしていました。
僕は会社を辞めて、なにかしようと思案していた時期だったこともあって、起業のリアル体験を知れてとても勉強になりました。
あるとき気がつくと、そのブログも消えてなくなっていました。
Hatenaの無料ブログを立ち上げましたが…
50代のころ、僕は何かを残したくて、Hatenaの無料ブログを立ち上げました。
特にテーマもなく面白くもない記事を時々アップするだけだったので、誰かに読まれることはありません。
その後、友人でWEBデザイナーのワタナベくんに、WordPressについて教わり、個人ブログを立ち上げてはみたものの、タイトルを悩んだり、デザインをいじくりまわしたりで時間を費やし、結局なにを書きたいのかも見つからず、肝心の記事を積みあげることができませんでした。
しばらくHatenaと個人ブログを行ったり来たりして、いつのまにか60歳を越えていました。
僕のブラウザには、閲覧したブログのブックマークが数多く残っています。お手本になるブログを探してはブックマークしていました。
「これいいなー」と思うブログは記事が豊富です。収益をあげるまであきらめず長い時間をかけて記事を書いています。
ブログ界隈では、「100記事」と言われていましたが、僕にとって100のネタは途方もなく遠い目標でした。
長い時間が流れましたが、その間にしたことと言えば、WordPressであれこれデザインを凝ってみたり、よくわからないHTMLやCSSの本を買ってきてみたり、GooGle Analyticsを勉強したり、記事の書き方がわからないから文章力やWEBライティングの本を読んでみたりと、すべてが無駄とは言いませんが、前に進んでいる感覚を生み出せないまま、あっちをかじり、こっちをかじりして、ここまで来てしまいました。
ブログに書けるような実績も積み上げられません。
勉強が苦手だったし、何をしても三日坊主。気合を入れてもはじめのうちだけだから、あちこち手をつけては何も残らない。
すべてが三流。それが僕の人生なのかも知れません。
毎日ちょっとずつ
僕はホントにいい加減な性格で、社会に出て何年かして、ようやくまともっぽい人間になり、結婚をして家族を得ることができました。
日本のバブルの恩恵を受けて就職することができたし、高校で硬式野球部を経験したおかげで、とにかく根性と体力だけはあったようで、きつい仕事にも耐えて、30年以上サラリーマン生活を続けられたのです。
それだけでも儲けものなのですが、56歳で会社を辞めて、個人事業主としてお店をはじめたのですが、なんとか生活していけるぐらいになったことも本当に奇跡だと思っています。
目標とか夢みたいなものを持ったことがない僕は、特にやりたいことがなかったので、個人事業主として選んだ仕事は、自習室の管理人。しゃかりきになってやるようなものではなく、マイペースで続けていけるので、このぐらいがちょうどいいのかなと思っているのです。
それなので、ゆる~く、毎日がんばっているのですが、沈没気味のブログになぜだか未練があり、なんとなくですが、ブログはやるべきじゃないのかと感じているのです。
挫折する人も多いというこのジャンル。僕はすでに挫折の道を歩いているのかも知れません。
だからこそ毎日ちょっとずつでも積み上げていきたいのです。
5億円稼いだ伝説のブロガーマナブさんが書いた「億を稼ぐ積み上げ力」によれば、「朝起きて、何があっても、絶対にブログを書く」「書き終えるまでやめない」という行動を1000日間続けたそうです。修行僧のようです。
しんどいのは最初の90日
最初の90日がとにかくハードで、300日を過ぎるころに「割とだいじょうぶ」、500日を超えたあたりから「割と余裕」になると書かれています。
まさに習慣がなせる技。
毎日書くことを自分に課すことでなにを書けばいいのかが見えてくるのか!
ネタを探して記事を書く!
ともかくはじめようと決意したのです。
