「ブログを書きたくても、なにから書いたらいいかわからない」
「日記のようになってしまう」
「記事が増やせない」
そんなことってありませんか?
書けるようになりたいなら、少しでもいいから毎日書くことに集中する時間をつくって、自分の考えを文章にすることからはじめよう!
長いこと書けないことに苦しんだぼくが辿り着いた結論です!
この記事を読めば、あれこれ悩むより、「なんでもいいから書く」ことが「ブログを続ける」早道になるのだとわかります。
本を読み漁ったけど
ぼくはブログが書けないことに悩み、「書くこと」についての本を片っ端から読み漁りました。
ときには、有名ブロガーのYouTubeを見て、情報を探しました。
しかし、いざ「さあ書こう!」とパソコンに向かっても書けませんでした。
ネタがないのです!
どこかに出かけたことや買ったものについて、ブログらしく書いてみましたが続きません。
本を読んだり、ネット上で情報を探したりしても、なかなか答えは見つかりません。
そんなことをしているあいだに、1カ月、半年、1年と経過して、依然として記事が積み上がらないのです。
「書くこと」は筋力トレーニングに似ている
「書くこと」は筋トレに似ています。
腕立て伏せやスクワットなどのトレーニングは、毎日継続することで、大きな負荷に耐えられる筋肉がつくようになります。
書くという「継続的な行動」を習慣化することこそ「書ける」筋肉づくりにつながります。
「書くこと」を習慣にするために低めの目標を決めてとりかかろう
モダン・ホラーの巨匠、スティーブン・キングは、著書「書くことについて」のなかで、はじめのうちは目標を低めに設定しておかないと達成できなかったときに悔いが残ることになるので、とりあえずは、1日1,000語あたりで始めてみるのがいいと言っています。
目標と習慣の違いを取り違えないように
毎月200万PVのアクセス数を誇るブログ「Mark & Angel Hack Life」を運営するマーク&エンジェル・チャーノフは、著書「さあ、本当の自分に戻り幸せになろう」のなかで、こう話しています。
目標がポジティブな変化をもたらすのではなく、毎日の習慣がポジティブな変化をもたらす。
目標を持つことは悪いことではないのですが、目標の前で立ち往生してしまってはいけないということです。
目標と習慣の違いはこうです。
小説家なら、「目標」は小説を書くこと。
「習慣」は毎日自分の考えを言葉にする作業に打ち込むこと。
前述のスティーブン・キングが言うところの「目標」は、習慣ということになりますね。
自分が掲げた目標に集中し過ぎないで、目標そのものではなく、目標達成を支える「習慣」に意識を移すことが重要なんです。
しばらくの間、目標に注目するのをやめて、「毎日やるべきこと」だけに集中しましょう。
脳を味方にする方法
ホワイト・ダヴ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれたスティーブン・ガイズさんの著書『小さな習慣』(2017年ダイヤモンド社)には、こう書かれています。
習慣化には脳が大きく関係しています。
脳は、同じ行動を繰り返すことで、専用の神経経路を作ります。
その神経経路を強化することで習慣が定着されていくのです。
意思の力を保ちやすく、楽々こなせるほどの「小さな習慣」に毎日取り組むことで、脳が慣れて少しずつ意思の力が鍛えられて習慣化されるというわけです。
「書く知識」を増やすより、脳を味方にして「書く習慣」を身につけたほうが、ブログを続けられるようになります。
「書く」ことは自分の考えを言葉にすること
書く力を身につけたいのなら、毎日少しでいいから集中する時間をつくり、自分の考えを自分の言葉で書いてみましょう。「こんなことがあった」と記す日記とは少し違います。
長文が難しいなら、ツイッターで発信するところからはじめてみてもいいかも知れません。
よく「走りながら考える」と言いますが、書きながら「文章力」の勉強をしていけばいいのです。勉強してから書くのでは時間だけが過ぎてしまいます。
それよりも毎日積み重ねていけば徐々に書けるようになって、文章が上達していきます。
しばらくして読み返すと、自分の文章の稚拙さに気づくようになり、それが成長した証です。そうしたら、書き直せばいいのです。
書かなければ、何もありません。何も生み出さないのといっしょです。だから、まずはなんでもいいから書きましょう!