こんにちは!まさゆきです。
コロナ前の体力を取り戻したくて、ヨガをもう一度学びなおすことにしました。
コロナ前
半年間、ヨガスタジオに通い
全米ヨガアライアンス200を取得し
カルチャーセンターで
講師をするところまで行きましたが
コロナで講座はすべて中止
生活に追われることばかりで
身体を動かさなくなってしまいました。
ここ数日、朝起きて10分間だけ
YouTubeを見ながらヨガをするようにしました。
久しぶりに身体を動かすと
あちこちが重い鎧を着ているような感覚です。
それでも、続けてみると徐々にほぐれていくのを感じています。
ヨガのやる気をさそうオススメ動画
紹介するYouTube動画は
朝の10分という短い時間におすすめの動画です。
インストラクターの動きと
アーサナの組み方が非常によく考えられていて、朝に行うのが楽しみになる初心者におすすめの動画です。
「INVANA ウェルビーイングへの旅」
それから、もうひとつ
アシュタンガーヨガ系の動画サイトは
心に火をつけるのには最高です!
Sigismondi(アレッサンドロ シジスモンディ)というカメラマン(コンテンツクリエイター)が世界中を旅して、ヨギーたちの動画を撮影し、配信しています。
YouTubeの概要を翻訳すると、
ようこそ、私の名前はアレッサンドロ シジスモンディです。このチャンネルは、本当の自分を取り戻し、人生を最大限に生きたいと願う人たちに捧げられています。
数年前、私は会社での仕事に行き詰まり、不幸で満たされないと感じていました。人生にはもっと何かがあるはずだとわかっていました。ヨガと写真に出会ったとき、私の人生は永遠に変わりました。
🤸🏽 ヨガは私に真の使命を見つけるのに役立ち、📷 写真は私が真に自分自身を表現することを可能にしました。
そこで私は思い切って仕事を辞めました。私はフルタイムのコンテンツクリエイターになることを決意し、世界中を旅し、素晴らしい人々と出会い、自分の経験を皆さんと共有することにしました。それは私がこれまでに下した最高の決断でした。
このチャンネルでは、ヨガ、写真、旅行、ライフスタイル、個人の成長に関する動画をご覧いただけます。また、自分の情熱に従って、夢のような人生を送る方法についてのインスピレーションも得られます。
皆さんもこの旅に参加していただければ幸いです。もしよろしければ、チャンネル登録して通知ベルを押してください 🔔
次のビデオでお会いしましょう。ナマステ!
なんと、素晴らしい生き方でしょう。
このチャンネルはヨギーたちの身体能力の高さと映像の美しさに思わず引き込まれてしまいます。
ここまで行くのは長い年月と鍛錬が必要です。
60歳になった僕には
ちょっと無理かもしれません。
若い人でヨガに目覚めた人がいたらチャレンジもありかもです。
とはいえ、基本の「き」 ヤマ・ニヤマ から
これらの動画のおかげで気分は爆上がりしたのですが
一から学び直そうと思い、本棚の奥から1冊持ち出して勉強し始めました。
爆上がりした気分とは裏腹に
ヨガの第一段階としては
心構えという非常に地味なところからになります。
聖者パタンジャリという「ヨガの父」と呼ばれる人物が、紀元2世紀頃に存在し「ヨガ・スートラ」という経典を残しました。
パタンジャリがひとりの人物をさしているのか、どの時代に生きていたのかは、定かではなく、存在していた思想や業法を系統づけ編纂されたものであるとも言われています。
どちらにしても、「スートラ」は、
瞑想やヨガの土台になっているのだけは確かです。
そのスートラにあるヨガのこころがまえが「ヤマ・二ヤマ」です。
ヤマ(禁戒)とは、日常の行いで自己にも他人にも注意すべきこと。五つの教えからなります。
①非暴力(アヒンサー)
苦痛を引き起こさないようにすること。
②正直(サティア)
嘘を言わないこと。
③不盗(アスティア)
盗まないこと。
④禁欲(ブラフマチャリヤ)
性的エネルギーをコントロールし、適切な人間関係を保つこと。
⑤不貪 ふとん(アパリグラハ)
必要以上にものに執着しないこと。
ニヤマ(勧戒)とは、個人的な心得であり、した方がいいこと。同じく五つの教えになります。
①清浄(シャウチャ)
清潔さを保つこと。外面だけでなく、内面も。
②知足(サントーシャ)
あるがままであること。環境や現状を受け入れる。
③苦行(タパス)
苦痛を受け入れること。
④読誦 どくしょう (スヴァディアーヤ)
聖典などを学び続けること。
⑤自在神への祈念(イーシュヴァラ・プラニダーナ)
神への献身。人類への奉仕。
スートラの中にあって、なるほどと感じたのは、
人は良いことと悪いことを同時に考えることができないので、悪い行いをしそうになったら、肯定的な良い行いを思い出すようにするということです。
悪い行いは必ず、苦痛となって現れるので、苦そのものを引き起こさないことが大切なんですね。
まとめ
正直、60歳にもなると、欲というものが薄れてきます。
会社にいた時と比較すると、人間関係で悩むこともかなり減りました。
その分、人との出会いも減り、
ともすると、この状況が自分だけなのではと思ってしまう妙な孤独感に陥ります。
体力の衰えや自分の限界なんかも見えてきて、まーこんなもんでいいや、みたいな気持ちが勝ることが多くなります。
きっと、これでは老化へまっしぐらということになるでしょうから、まずは少しずつでも生活にヨガを沁み込ませ、なまった身体を動かしていくようにしたいです。